春になってくると、アスパラが旬になってきます。アスパラはグリーンが綺麗で、料理に添えると彩になります。
お肉との相性もいいので、アスパラをお肉で巻いてコラボさせるのもいいですよね♪
そんなアスパラですが、栄養価はどのようになっているのでしょうか?
ここでは、アスパラの健康効果や、美味しい食べ方についてレクチャーしていきます。
アスパラの効能・特徴
アスパラに含まれる成分には、次のようなものがあります。
・GABA
・葉酸
・ルチン
・メチルメチオニン
・アスパラギン酸
・ミネラル
・ビタミン
アスパラは、脂質やタンパク質は案外少ないです。
代表的な成分は「アスパラギン酸」でアミノ酸の一種であり、パワーをつけてくれ、疲労回復にも効果が期待できます。
このため、スポーツドリンクやサプリメントに使われることもあります。
疲れの元となる乳酸をエネルギーに転換してくれる働きもあり、体力回復にはうってつけの食品です。
アスパラの下処理はどうやる?
料理に詳しくない人でも、アスパラガスを茹でる前に下ごしらえする必要があるというのは何となく分かりますよね。
必ずしも下処理しなければいけないわけではありませんが、しておいた方が、スジも気にせず美味しく食べられます。
アスパラ料理を出す時は、下処理しておくと食感だけでなく、見た目も綺麗になるでしょう。
実際どのように下ごしらえをすればいいかというと、根元をパサっと数センチ切り落とすだけで、根元から軽く包丁をあて、スーッと入る根元を切り落とします。
切り落とした部分は繊維がかたいので使えません。
使う側も根元に近い部分の皮はかたいため、下1/3くらい薄くピーラーで剥いでおくといいでしょう。
もちろんこれは必須というわけではありません。
しなくても食べられるのですが、炒める時も茹でる時も下処理した方が、堅い部分をそぎ落とすためよりおいしく食べられます。
アスパラの下ごしらえが済んだら、後は茹でる、焼くなどすると美味しく食べられるでしょう。
お鍋で茹でるのが一般的ですが、電子レンジで加熱調理すると、簡単でしかも短時間で調理できます。
アスパラガスは炒め物やサラダ、グラタンやバターソテー、パスタの具など、様々な料理に使えます。
しかし、使う時には下茹でしておく必要があります。
下茹でする時はちょっぴり塩を加えて、沸騰しているお湯に入れてから茹でます。
ナイフや竹串の先がスーッと刺さるくらいで取り出して、氷水に落とします。
粗熱がとれたらすぐザルにあげて、水気を切ります。
アスパラの副作用は?食べ過ぎても大丈夫?
アスパラは野菜の仲間だしカロリーも低いし、食べ過ぎてもそんなに太るイメージはないですよね。
しかし食べ過ぎた場合、落とし穴があります。
それはなんと、尿の臭いがきつくなってしまうことです。
どうして尿の臭いに影響してくるかというと、アスパラギン酸が原因だからです。
この栄養素は、体内に入った後に硫黄含有物質に変わって腎臓を渡って尿と一緒に排出されます。
だから硫黄っぽい臭いがするのですね。
アスパラの保存方法
アスパラガスは、冷蔵庫に保存する時は乾燥しないように袋に入れる、ラップで包むかして、できる限り立てた状態で保存します。
横にすると鮮度が落ちて新鮮ではなくなってしまうから、「縦」がいいのです。
アスパラガスを冷凍保存する時は、下茹でしてから冷凍するのがいいです。
購入後、さっと軽く茹でてから冷凍保存するのもいいです。
茹であがってから適当な長さに切り、ステンレスなどのバットに広げて一気に凍らせるのです。
凍ってから保存バッグに移動させて冷凍しておきましょう。
少しでも早く凍らせることで氷の結晶を小さくし、食感の劣化を防げるので、ぜひ冷凍保存もしてみてください。
アスパラのレシピ
アスパラは彩りにも使えるため、レパートリーは意外と多いです。
・サラダ…アスパラをサラダに使う場合、下茹でするといいです。
食感が残るように、茹で過ぎには気を付けましょう。
・バターソテー…
バターソテーなどのように、炒め物にもアスパラガスは適しています。
炒め物にする時も、アスパラガスをまず下茹でしてから調理するといいでしょう。
生のまま炒めてしまうと火が通るのに時間がかかりやすくなってしまいます。
アスパラガスの軸に火が通るまで炒めると、穂先が崩れやすくなるため、炒め過ぎに気をつけましょう。
バターソテーも、下茹でしたアスパラガスに熱してフライパンでバターを絡めながら、温める温度にします。
・天ぷらやフライにする…串あげの具剤としても、アスパラガスはおすすめです。
天ぷら芋おいしいので、ぜひ作ってみてください。
・パスタ…パスタでもおいしく食べられます。
トマトソースとの相性もいいため、トマトソースパスタを作るといいでしょう。