さつまいもの黒い部分は食べられるか?
黄色くてホクホクとしたさつまいもに黒い部分があると不安に感じてしまいますよね。
この謎について詳しく説明していきますので、参考にしてくださいね。
さつまいもの黒い部分は食べられるか?
さつまいもの黒い部分は食べられるのかというと、結果として食べることは可能です。
ただし、さつまいもの黒い部分、変色している場所によっては美味しくないので食べない方が良い場合があります。
たとえば、さつまいもの端っこにできた黒い部分は食べられるものの、いわゆるさつまいもの甘くてホクホクとした味わいは感じられません。
どちらかといえば、ガリガリとしていて甘みもないため美味しくないのです。
ですから、さつまいもの端っこにできた黒い部分は食べることはできても、食べない方が良いでしょう。
一方で、さつまいもの切り口にできた黒い部分は、多少であればとくに味や食感の変化はないため、食べてもOKです。
しかし、黒い部分が多い場合は、端っこ同様に美味しさは感じられないため、食べないことをおすすめします。
さつまいもの黒い斑点やシミは一体何?
さつまいもの黒い斑点やシミができる原因は、いくつか考えられます。
たとえば、さつまいもの黒い斑点やシミができる原因としては、冬に貯蔵していたことで低音障害となり、「黒斑病」というものができたことが考えられます。
「黒斑病」という名前がつくと、気軽に食べられない雰囲気を感じてしまいますが、実際には先ほどもお伝えしたように食べても害はありません。
また、さつまいもに含まれているポリフェノールが変色した結果、黒い斑点やシミとなって現れることもあります。
いずれにしても、繰り返しになりますがさつまいもの黒い斑点やシミ部分は食べても体に害のあるものではありません。
ただ、さつまいもらしい甘みのある味わいが感じられない場合は、無理をして食べない方が良いでしょう。
さつまいもの黒い汁や蜜は一体何?
さつまいもを食べようとすると、黒い汁や蜜のようなベトベトとしたものが出ていて気になったことはありませんか?
普段食べているさつまいものイメージでは、このような黒い汁や蜜が出ていることは考えられないため、「カビが生えているのでは…」と不安になってしまった方も多いかもしれません。
しかし、結論から言えばさつまいもの黒い汁や蜜のようなベトベトした成分は、カビではないので安心して大丈夫です。
むしろ、黒い汁や蜜のようなものが出ているさつまいもは、甘くて美味しいというお墨付きのようなものなのです。
なぜなら、このようなさつまいもの黒い汁や蜜のようなものは、糖度が高くて美味しいさつまいもしか出てこないからなんですね。
つまり、黒い汁や蜜のような成分は、甘くて美味しいさつまいもの証とも言えるでしょう。
さつまいもの皮の周りや内側が黒い場合は食べられるか?
さつまいもでは、普段食べている黄色い部分以外にも、皮の周りや内側にも黒い部分が現れることがあります。
さつまいもの皮の周りや内側にこのような黒い部分が出ていると、「腐っているのでは…」「さつまいもを加熱したときにコゲてしまった?」と不安になることも多いですよね。
しかし、このさつまいもの皮の周りや内側に現れた黒い部分は、先ほどお伝えした、甘くて美味しいさつまいもにのみ現れる成分と同じなのです。
そのため、皮の周りや内側に黒い部分があるさつまいもは、安心して食べることができますよ。
しかし、この皮の周りや皮の内側にある黒い部分自体に甘みはなく、たいして美味しくありません。
そのため、皮の周りや内側にある黒い部分は、取り除いて食べるようにしましょう。
さつまいもが腐ってるかどうかの見分け方
さつまいもに黒い部分があるからといって、カビが生えていたり腐っているわけではない、ということが分かりました。
しかし、さつまいもが腐ってるかどうかの見分け方は、どのようにしたら良いのでしょうか?
結論から言えば、さつまいもが腐ってるかどうかの見分け方は存在します。
ですが、さつまいもは他の野菜のように、見た目や色で腐ってるかどうかはなかなか判別しづらいものなのです。
そのため、さつまいもが腐ってるかどうかの見分け方としては、実際に食べてみるしかありません。
その際、明らかにさつまいもの甘い味がしない、苦い味がした場合はさつまいもが腐ってる証拠です。
しかし、さつまいもが腐ってるかどうかの見分け方として、実際に食べて苦いかどうか確認しなければいけないのは少々ストレスではあります。
ただし、さつまいもが腐る原因として高温の場所に長期間放置するなどした場合は、腐ってる可能性が高いとあらかじめ判断することも可能です。