なめこ

なめこの効能や栄養は?食べすぎによる副作用はある?効果的な食べ方と保存方法とオススメのレシピをご案内

よく味噌汁の具として入っているなめこ。少しとろみがあって、おいしいですよね。実はこの「ぬめり」に栄養がたっぷりだって、ご存知でしたか?

なめこはキノコの仲間なので、栄養価も高いです。カロリーも低くてダイエットにも適しています。小さくてアクセントとしてトッピングされることも多いなめこですが、具体的にどのような栄養や効能があるのでしょうか。

また、簡単にアレンジできておいしくなるレシピもご紹介します。

なめこの効能・特徴

なめことは、モエギダケ科スギタケ属と呼ばれるきのこの1つです。日本だけでとれるわけではなく、台湾でもとれます。ぬるぬるした食感が特徴で、小さくてカロリーも低いです。しかし栄養に優れており、美肌効果や消化機能をサポートする役割もあります。

なめこの水溶性食物繊維

なめこはヌルっとしたぬめりが特徴ですが、この正体は、水溶性食物繊維です。なめこに限らず、きのこ類には食物繊維が豊富です。風邪やインフルエンザの予防にも効果的で、便秘対策にもなります。

食物繊維は保水力が高いため、水分をキープしてくれます。これにより、鼻や胃腸、喉の粘膜を守ってくれるのです。
なめこをよく食べていれば、風邪やインフルエンザに強い体質にできそうですね!

なめこのトレハロース

なめこに限らず、きのこ類には「トレハロース」という成分が含まれています。トレハロースは自然界の糖であり、保湿力に優れています。そのため、乾燥肌質の方も、肌の乾燥防止になります。

実際にトレハロースは、コスメにも使われています。さらに血糖値の上昇もゆるやかにしてくれ、善玉菌を増やしてくれます。善玉菌が増えれば、便秘の予防、免疫力の強化にもつながります。

なめこのβ(ベータ)グルカン

あまり聞き慣れないβグルカンという成分ですが、体の免疫機能を高める働きがあります。
病気やガンと闘うための抵抗力を強化してくれる上、アレルギーにも強くなります。元々アレルギー体質の人も、βグルカンをとっていれば、アレルギー対策となるでしょう。

なめこのコンドロイチン

なめこに含まれているコンドロイチンには、美肌作用や、血中のコレステロール値を下げてくれる働きが期待できます。コレステロール値が安定してくれば、生活習慣病を予防することもできます。

肌にみずみずしい潤いを与えてくれ、若返りも期待できるでしょう。含まれています。

なめこの食べ方

一般的に、なめこを生で食べることはありません。お蕎麦の具や冷製の和え物として登場するなめこも、基本的に加熱処理されたものが使われています。ただし、なめこに毒性があるわけではないため、誤って生でなめこ食べてしまったとしても、命に別条はないでしょう。しかしそもそも生だとおいしくないですし、食中毒を起こすリスクがあります。

このことからも、なめこを食べる時は、基本的に火を通したものを食べます。なめこを使って調理する時は、熱湯でサっと湯通ししておくと安心です。あるいは、電子レンジで十分に加熱してから料理に使います。

一旦加熱調理したなめこは、熱を通したからといって長期間保存するのはおすすめしません。熱を加えたなめこは、3日内に使い切るようにしましょう。

なめこの食べ過ぎたら副作用が出る?

なめこはヘルシーですし、様々な健康効果が期待できますよね。なめこが大好きな人ですと、一日のうちにたくさん食べることもあるのでは。しかし、過剰摂取してしまうことで、何か副作用が出てしまったら大変です。

なめこに限らず、きのこ類には食物繊維が多いです。そのため、食べ過ぎるとお腹が緩くなるという副作用が考えられます。

また、なめこにはベータグルカンが豊富に含まれていて、免疫力を強化してくれると言われていますよね。確かにアレルギーや病気、癌などへの抵抗力を強化する作用が期待できます。しかしながら、とりすぎると逆効果になる恐れがあります。

なめこが好きでも、食べ過ぎるのではなく適量にしておきましょうね。

なめこの保存方法

スーパーで買ってきたなめこを開封した場合、容器にしっかり密閉して、酸素が当たらないように冷蔵保存します。冷凍で保存しておきたい時は、ジッパーのついた保存袋に入れて、空気を抜ききって保存します。

冷凍保存なら、冷蔵保存よりも長持ちするため、料理で使う分だけのなめこを取り出して、使うことができます。ちなみに冷凍保存の場合でも、3週間が限界です。なめこが腐った場合、変なニオイや、黒く変色することがあります。

レシピ

なめこを使ったレシピと言えば、なめこ汁が定番ですよね。しかしここでは、定番のお味噌汁はあえて避けて、もっと違うなめこ料理のレシピをご紹介します。

<なめこのバター炒め>

きのこは炒め物にも適しています。特にバターで味付けすると、風味が良くなって香ばしいです。きのこが嫌いな子供でも、バターで炒めるとなめこのクセが気にならなくなり、克服できることもあります。

・材料

ひらきなめこ…3分の1
醤油…10g
バター…小さじ2

・レシピ

ひらきなめこを水洗いし、食べやすい大きさにカットする

フライパンにバターを入れて、溶かす

ひらきなめこを加えてサっと炒める

醤油を加えて少し炒める

出来上がり!

-なめこ

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