あさりが腐るとどうなる?
臭いや見た目の見分け方などを詳しくお伝えしていきます!
あさりは腐るとどうなる?
味噌汁などにすると美味しいあさりですが、腐るとどうなるのでしょうか?
実はあさりが腐ると、塩抜きしたときや味噌汁などで加熱した際に特徴的な現象が起こります。
よって、あさりが腐っているかどうかを確かめたい場合は、塩抜きした際や加熱後の状態をしっかり確認しておくことが大切です。
また、具体的には、あさりが腐ると臭いや見た目などで変化が現れるため、その異変に気づくことができますよ。
しかし、あさりが腐るときの臭いや見た目がどのようなものなのか知っていなければ、それらをチェックすることはできませんよね。
そこで、あさりが腐るときの状態や見分け方について、詳しくお伝えしていきます。
まずは、あさりが腐るときの臭いの見分け方について、解説していきましょう。
あさりが腐るときの見分け方
あさりが腐るときの見分け方として、一番特徴的なのがその臭いです。
普段食べているあさりの臭いは、あまり不快な臭いとして感じることはないものですよね。
しかし、あさりが腐るととても不快な臭いを発するんですね。
そのため、一発であさりが腐っていると見分けることができるのです。
その特徴的なあさりが腐った臭いとは、磯臭いと感じることが多いのです。
また、この磯臭いと感じる臭いは、ドブ臭いととらえられることもあります。
どちらの臭いも、普段のあさりでは想像つかないような異臭であるため、すぐにあさりが腐っていると判断することができますね。
そのほか、あさりが腐っていると硫黄のような臭いがすることもありますので、塩抜きをする際などに確認してみましょう。
腐ったあさりを食べたらどうなる?
あさりが腐ると、磯臭い・ドブ臭い・硫黄臭いといった腐敗臭が感じられることが分かりました。
しかし、このような腐ったあさりを食べたらどうなるのでしょうか?
腐ったあさりを食べた症状としては、結論からお伝えすると、腹痛や下痢などの症状が出ることがあります。
そのため、腐敗臭がする腐ったあさりは絶対に口にしないようにしましょう。
また、あさりが腐るときというのは、黒い汁が出ていることもあるんですね。
これは、あさりが腐って内臓などが溶け出し、黒い汁となって出てきていることが考えられます。
そのほかにも、あさりが腐っていると判断できる特徴的な見た目がいくつかあります。
これらも、あさりが腐る場合の参考となるため、具体的にご紹介していきましょう。
あさりが腐るときは開く・舌を出したままに注意
あさりが腐るときの特徴的な見た目としては、あさりを塩抜きする前の段階で注意深く観察することが大切です。
具体的には、まだ加熱していないのにも関わらず、あさりの殻が開く状態はすでに腐っている可能性が高いといえます。
これは、あさりが殻を閉じているだけの力がないこと、つまり腐っているという状態を示しているためなのですね。
また、同様にまだ塩抜きしていないにも関わらず、あさりが舌を出したままの状態である場合も注意が必要です。
この場合も、舌を殻に戻すだけの力がないといえるため、あさりが腐っていることを表しています。
しかし、あさりの殻が割れている場合は、物理的な問題なのであさりが腐っているとはいえません。
そのため、見た目であさりが腐っているかどうかを判断する場合には、塩抜き前なのに舌を出したままであったり開く状態をチェックしましょう。
あさりが腐るのを避けるための対策とは
あさりが腐るのを避けるためには、当たり前ですが鮮度が良い状態で早めに食べることが一番です。
また、すぐにあさりを食べることができない場合でも、鮮度の良い早めのうちに加熱することであさりが腐る状態から守ることができます。
そのほか、あさりの消費期限は2日程度なので、その点に注意しつつ料理するのが目安といえますね。
そして、基本的なことではありますが、あさりは生ものなので必ず冷蔵庫で保存するというのも絶対に無視できないポイントといえるでしょう。
ちなみに、あさりの塩抜きをしている間も冷蔵庫で保管すると安心でしょう。
あさりが腐っている状態であるかどうか見分け方を把握しておくとともに、あさりが腐らないように対策を打っておくことも大切であるといえますね。